【実務編】二次部材の描き方(二次元CADの場合)その1

二次元CAD(私の場合はAutoCAD LT)の場合

実際の二次部材をどのように作図を進めているか

具体例を上げて見ていきましょう。

1:通り芯を描くもしくはすでにある図面(鉄骨図、仕上図等)から抜粋する

【注意点1】

理由がない限り出来るだけ

大きく描くようにする

(見やすくするため)

基本は通り芯を2つ以上記載し

方角がわかるようにする

【注意点2】

大きく作図した際に通り芯が

図面枠に入り切らない場合に

通り芯1つだけに

しないようにする。

左記の場合位置が

断定できないので

間違いの元となるので注意

 

 

 

必ずどっちの方向に次の通りが来るか

記載するようにする。

:工事範囲を整理する

【注意点3】

工事区分を明確にする

どこまでが自社工事で

自社工事の際にすでにあるものか

自社工事の後に取り付くものかなど

明確にする

 

 

 

 

その際に

別業者の範囲は(既存)もしくは(建築工事)

などと明記し、色も自社の範囲が

目立つようにグレーなどの薄い色にする。

また、線も実線ではなく

破線などを使用して

区別しやすいように作図する

:作図の順番

【注意点4】

作図する順番は基本

平面図⇒立面図⇒断面図⇒詳細図

となるが作図の際にCAD上で

平面と立面の通り芯を合わせて描く

立面と断面のFLを合わせて描くのが原則

(補助線などを引っ張ることで

位置の間違い、高さの間違い等を

常に検証できるようにする)

※当たり前のことなのですが

意外と気にせず描いている人が

多いように思います

基本的な事ですが以外と見落としがちなことなので

今一度再確認しましょう!

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