AutoCAD超入門!初心者でもわかる基本操作ガイド
AutoCADって聞いたことはあるけど、難しそうで触ったことがない…そんな初心者の方も多いのではないでしょうか?
実はAutoCADは、建築や土木、機械など様々な分野で設計図を作成するために使われている、とっても便利なソフトなんです。
このブログでは、AutoCADを初めて使う方でも理解しやすいように、基本操作を3つのステップに分けて解説していきます。
ステップ1:AutoCADってどんなソフト?
AutoCADは、2次元や3次元の設計図を作成するためのCADソフトです。建物の間取り図や、機械部品の設計図など、様々な図面を描くことができます。
AutoCADを使うと、手書きでは難しい正確な図面を簡単に作成することができます。また、修正や編集も簡単に行えるので、設計変更にも柔軟に対応できます。
AutoCADには、AutoCAD LTと呼ばれる廉価版もあります。AutoCAD LTは、2D作図に特化した機能を備えています。 (現在は販売終了しています)
ステップ2:AutoCADの基本操作をマスターしよう!
AutoCADを起動すると、画面の上部にリボンと呼ばれるメニューバーが表示されます。リボンには、様々なコマンドが用意されています。
図面を描くには、まず「ホーム」⇒「作成」タブをクリックします。

線を描いてみよう
線を描くには、「線分」コマンドを使います。

- 「作成」タブをクリックします。
- 「線分」ボタンをクリックします。
- 作図エリアで、線の始点をクリックします。
- 終点をクリックします。

これで、線が描けました!
線を描くコマンドは「LINE」ですが、「L」と入力するだけでも実行できます。 このように、コマンドを短縮して入力することを「エイリアス」と呼びます。

円を描いてみよう
円を描くには、「円」コマンドを使います。

- 「作成」タブをクリックします。
- 「円」ボタンをクリックします。
- 作図エリアで、円の中心をクリックします。
- 円の半径を指定します。

これで、円が描けました!
円を描くコマンドは「CIRCLE」ですが、「C」と入力するだけでも実行できます。
四角形を描いてみよう
四角形を描くには、「長方形」コマンドを使います。

- 「作図」タブをクリックします。
- 「長方形」コマンドをクリックします。
- 作図エリアで、四角形の1つ目の角をクリックします。
- 対角の角をクリックします。

これで、四角形が描けました!
長方形を描くコマンドは「RECTANG」ですが、「REC」と入力するだけでも実行できます。
ステップ3:図形を編集してみよう!
図形を移動してみよう
図形を移動するには、「移動」コマンドを使います。

- 「修正」タブをクリックします。
- 「移動」ボタンをクリックします。
- 移動したい図形を選択します。
- 図形を移動したい位置をクリックします。
移動コマンドは「MOVE」ですが、「M」と入力するだけでも実行できます。
または移動したい図形を右クリックで「移動」でもOKです

図形をコピーしてみよう
図形をコピーするには、「複写(コピー)」コマンドを使います。

- 「修正」タブをクリックします。
- 「複写(コピー)」ボタンをクリックします。
- コピーしたい図形を選択します。
- 図形をコピーしたい位置をクリックします。
コピーコマンドは「COPY」ですが、「CO」と入力するだけでも実行できます。
またはコピーしたい図形を右クリックで「複写」でもOKです
図形を削除してみよう
図形を削除するには、「削除」コマンドを使います。

- 「修正」タブをクリックします。
- 「削除」ボタンをクリックします。
- 削除したい図形を選択します。
削除コマンドは「ERASE」ですが、「E」と入力するだけでも実行できます。
または削除したい図形を右クリックで「削除」でもOKです
まとめ
今回は、AutoCADの基本操作について解説しました。
AutoCADは、最初は難しそうに感じるかもしれませんが、基本操作を覚えれば誰でも簡単に図面を描くことができます。
今回紹介した操作以外にも、AutoCADにはたくさんの機能があります。
Autodeskの公式ヘルプページ やチュートリアル を活用して、さらにAutoCADの知識を深めていきましょう。
Autocadの公式ページはこちら